無線式遠隔制御装置
無線式遠隔制御とは
無線式遠隔制御とは、点在する事業所の業務設備や機器を自営配線またはＮＴＴ専用回線などを利用して遠隔地から各種情報・記録データを収集したり制御操作していた有線方式に換え、無線を使って遠隔監視制御する装置のことで、一般的には工業用ワイヤレスリモコンとか無線式テレコン装置と云われています。
様々な用途
主な用途としては、地域の簡易水道施設・工場・ゴルフ場などの水源地の水位・水温・流量のデータ収集や、取水・送水所ポンプの遠隔制御、無人駐車場料金所のゲート管理、ゴルフ場のカート位置把握・自動制御、工場・出荷場などの生産設備の情報収集や遠隔操作、農場・農園の外気温・地中温・水分量・侵入者等の情報データ収集とかん水操作、また最近被害が急増し苦慮されている鳥獣被害対策用とするなど、様々な目的用途は問わず、恒久的に支払わなければならない回線使用料や敷設配線の維持・張り替え費用にお悩みの事業者の皆さまには、この無線式の遠隔制御装置をお奨めします。
お気軽にご相談ください
こちらのページでは、無線式遠隔制御のサンプル用途事例を抜粋してご紹介いたしますが、実際には周囲環境を含めた設備形態や必要とする通信範囲（１００m以内～１０㎞程度）よって異なりますので、先ずは現在の状況とご希望とする用途体系をご予算を含めてお気軽にご相談願います。
無線式水源池管理テレメーター・テレコンシステム
自治体管理の河川や地区の簡易水道、工場・ゴルフ場などの水源地井戸ポンプを有線式遠隔制御設備から無線式遠隔制御装置に移行導入した場合の設備構成イメージです。
有線方式テレコンシステム概略図 (従来の有線式のシステム)
無線方式テレコンシステム概略図
施工例写真
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農場・農園管理用無線式遠隔制御装置
農業法人や大規模農家、自宅とビニールハウスや家畜飼育場が離れている農家などで、営農事務所や自宅から農場・施設に出向かずに飼育温度や水分量など各種データ収集や、かん水・散水遠隔操作、盗難防止措置など、単純なスイッチ操作から詳細な生育データ通信まで構築可能なシステムの基本イメージ図です。
鳥獣被害対策用無線遠隔制御装置
熊・猪・鹿・猿などの野生獸による農作物被害は深刻で、侵入防止用の防護ネット・電気柵や忌避材、捕獲檻の設置等、様々な対策手段を講じられていても農地全域に設備することは予算面から難しいのが現状です。
当社がご提案する無線式遠隔制御装置は、既設の電気柵や捕獲檻の状態に連動して営農事務所や自宅に動作を伝達したり、扉や機器を遠隔操作するなど、それぞれの既設状況に応じて専用設備を製作いたします。また、監視カメラや威嚇拡声放送機との併用システムも承ります。
無人駐車場（料金所）ゲート管理無線装置
無人駐車場の料金箱とゲート開閉機の稼働障害管理を、管理事務所との間を有線で結んで行っている場合は、制御線の使用料だけでなく敷設線劣化時の更新費用が大きな負担となります。その様な場合は無線式装置の導入を是非ご検討ください。 当社のゲート管理無線装置なら既存のほとんどの料金所ゲート開閉機への後付け施工が短期間で完了し、導入費用もローコストで維持管理費もかかりません。 料金所ゲートの監視項目は、「ゲートバーの開閉状態」「釣り銭切れ」「装置故障」などを装備し、ゲート開閉異常時にはインターホン操作（同時通話無線）との併用により管理事務所からゲートの開閉操作が行えるなどローコストでも必要充分な機能を装備しています。 既存配線設備が劣化している、設置場所と事務所間の配線ができないなどでお困りの事業者様は当社に是非ご相談ください。
無人駐車場のゲート管理無線での操作・通話イメージ
施工例写真
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